腰痛持ちが毎日を楽しく生きる。

腰痛が原因で会社を辞め、「30代未婚の無職の女」というステータスになってしまった筆者。体に色々な不調が出てきていても、毎日楽しく生活したい。本サイトが、落ち込みがちな気持ちを前向きにするヒントになれば幸いです。

腰痛持ちが京都2泊3日の女ひとり旅してみた

紅葉シーズン真っ盛り。

腰が痛いけど、無駄な出費は出来るだけおさえたい無職でも、そこは日本人として日本の四季の移ろいを感じたいわけです!

というわけで京都へ2泊3日でおひとり様旅行してきました~。

f:id:flowingclouds:20181123142647j:plain

大徳寺境内 2018年11月21日時点の色づき具合。緑~赤のグラデーションがとても綺麗です。

 

自分の腰がいつ「ピキ!」っとなるか不安ななか京都を観光したわけですが、

幸い腰の痛みを悪化させることなく無事に楽しめました。やっぱり京都ってとても素敵な街ですよね。

これから京都旅行を考えていらっしゃる腰痛持ちさんの参考になると嬉しいです。

 

◎腰痛対策の持ち物

  • コルセット
  • 痛み止め、湿布
      などの痛み対策グッズ
  • カイロ
  • 厚手の靴下
      などの寒さ対策グッズ
 
痛み対策に持っていくものは腰痛持ちとしては当然ですが、これからの季節、冷えからくる腰痛悪化は避けたいですよね。特に、靴を脱いでお寺の中を歩く際は足元から体が冷えてきます。靴下はなるべく厚い生地のものを履いておくといいと思います。
 
 

◎腰痛持ちの旅の心得

f:id:flowingclouds:20181123153915j:plain

◆平日を狙って観光する

混雑する土日祝日を避けて観光しました。京都はいつ行っても観光客がいっぱいですが、紅葉や桜のシーズンは特に人が多いですからね。平日に好きに遠出できるのは、無職のとてもイイところです。笑

 

というのも人が多いと、腰痛持ちの観光にはこんな難点があります↓

 

立ちっぱなしの時間が長くなる

 

長時間の座りっぱなしも辛いですが、私の場合は立ちっぱなしのほうがもっと辛いです。私の場合、30分立ったままの姿勢でいることが一番腰にきます。

 

<立ったまま座れない姿勢が長引くシチュエーションの例>

  • 混雑した駅のホームで電車を待つ~座れない電車内
  • お寺内の狭い通路を順路に沿って歩くが、前に人が渋滞していてなかなか進まない
  • どのお店も混んでて座れない→行列に並ぶのも辛いので他を探す→他も満席→たまに出会うベンチは必ず誰かが座っている
こういった状況をなるべく避けて、「疲れない旅行」をする、これすごく大事です!
 

◆疲れたらすぐに休憩する

駅の構内、お寺や神社の中、観光スポット間の移動など、長時間歩くことはもちろん疲れてくるものですが、腰痛持ちの場合、行列に並んでる最中や電車などでの立ちっぱなしの姿勢がかなり辛かったりしますよね。

疲れたと感じたら、座れる場所を見つけて痛みが和らぐまで休憩しましょう。せっかくの京都なので、すぐ座れればですがおしゃれなカフェに入って暖かい飲み物で一息つくのもアリですね。

 

今回はそんなおしゃれカフェには入れなかったのですが、イイ場所にあるドトールに入れましたよ~

 普通のドトールじゃありません。鴨川沿いのドトール!笑 窓際の景色を眺められる席は空いていませんでしたが、平日の日中のせいか人はまばらでのんびりと休憩できました。

 

◆レンタサイクルで高低差の緩やかなスポットをまわる

「腰が痛いのに自転車は漕げるの?」と思われたかもしれませんが、私の場合は自転車大丈夫な腰痛なんですね~。むしろ自転車漕いでいると痛みが落ち着いてきます。適度な運動は腰痛に効果的なんだなと実感。

とはいえ疲労を最小限にすべく、電動アシスト付き自転車をレンタルしました。1台2300円と結構お高めでしたが、緩やかであっても京都駅から目的地の大徳寺北野天満宮までは緩やかに上り坂が続くので電動自転車にして正解でした!

 

利用したお店はこちら↓

www.kctp.net

 

また、電車やバスを待つ時間をなくすことができるのも自転車の良いところです。立ちっぱなしの時間をなくすことで、腰の負担も最小限となります。

 

①腰の痛みを悪化させないためにレンタサイクルを利用しよう

②自転車を漕ぐなら高低差の緩やかなエリアをまわろう

清水寺など、急な坂を上らないといけないエリアは今回はやめておこう)

 

・・・ということで今回は、

京都駅から堀川通を北上し、生命神社→大徳寺北野天満宮を参拝した後、鴨川沿いをサイクリングしてきました。(赤がサイクリングしたコースです) 

 

f:id:flowingclouds:20181124201950p:plain

 

午前中9:45頃レンタサイクルのお店を出発し、お店に自転車を返却したのは15:30くらいだったと思います。所要時間はだいたい6時間くらいですね。腰の痛みはサイクリング前より軽くなりました。逆に自転車の振動でお尻のほうがじんじんきました。

 

◎宿泊先での夜のケア

f:id:flowingclouds:20181124204547j:plain

夜の京都駅。クリスマスツリー綺麗ですね~

 

半日サイクリングした日の夜。電動自転車がいくらナイスなアシストをしてくれたとはいえ、一日の疲れは当然たまってます。

京都駅前地下街、ポルタ内のドラッグストアで入浴剤を購入し、ホテルに戻ってゆっくり湯船に浸かりました。

家に帰るまでが旅行!腰痛持ちはちょっとしたことで痛みが悪化するので疲労をなるべく次の日に持ち越さない努力が必要です。まったりとテレビを見ながらストレッチをして、早めに就寝しましょう。

 

◎まとめ

・痛み対策、寒さ対策グッズは必須です。でも荷物は最低限に!

・日頃、どんな姿勢でいる時に痛みが増すのかをしっかりと把握した上で旅のプランを練りましょう。

・自転車に乗っても平気な方はレンタサイクルを利用して、充実した旅にしましょう。

・夜は日中の疲れをしっかりととりましょう。

 

★腰痛であっても、気をつければ十分に旅を楽しめる!

ということは、ここ1か月腰の痛みでふさぎがちだった自分への自信になりました。

『なんだ、私今まで通りに行動できるじゃん。』と。

何かをやろうとする時に腰の痛みのせいにして、やらないことを自分のなかで正当化しようとしている部分があったかもな、というのが今回の旅で学んだことです。

 

痛みと向き合いつつも、臆病になりすぎずに挑戦を忘れないようにしたいと思います!

 

すみません。ここまでちょっと上から目線・上から口調でお話させていただきましたが、少しでも同じ悩みをお持ちの方の参考になれば幸いです。

 

◎おまけ

f:id:flowingclouds:20181124211948j:plain

帰りの新幹線のなかから撮影。富士山ー!